脱線事故2

JR西日本は16日、兵庫県尼崎市の福知山線で脱線事故を起こした快速電車(7両)のうち、塚口駅(尼崎市)に留置していた3両を、宮原総合運転所(大阪市淀川区)に回送した。
 留置線に止めて保管していたが、19日に再開する宝塚-尼崎間の営業運転に支障が出る恐れがあるため移動した。当面は同運転所で保管。営業用として使用するかは未定という。
 回送したのは事故電車の5-7両目。塚口駅で車輪などを入念に点検した後、午後6時10分ごろ、前後をディーゼル機関車に挟んで出発。事故の衝撃で窓ガラスが割れた5両目の先頭部分は、青いシートがかけられた。

(共同通信) - 6月16日20時6分更新