脱線事故

 兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、試験車両を使った初の走行試験を行った国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の佐藤泰生鉄道部会長らは13日、大阪市内で記者会見し、「原因解明は難しいとの思いを新たにした。試験データをこれまで集めたデータと照合し、事故時の正確な状況を把握したい」と述べた。
 事故調は事故車両と同型の207系車両を使い、現場手前の駅でオーバーランしたり、非常ブレーキをかけたりして当日の運転経過を再現した。 

(時事通信) - 6月14日0時1分更新