JR西日本は13日までに、快速電車の脱線事故以来不通が続く福知山線宝塚-尼崎間の営業運転を19日に再開し、直線の制限時速を95キロ、事故現場のカーブを60キロにすることを決めた。
 駅の停車時間などを増やし、ラッシュ時の快速の所要時間を1分44秒延長、運行に余裕を持たせるほか、遺族感情に配慮し、事故を起こした電車の列車番号「5418M」は欠番とする。
 JR西日本は14日、暫定ダイヤを国土交通省近畿運輸局に提出。同日から5日間、運転士約510人を対象に新ダイヤに習熟させるための訓練運転を始める。
(共同通信) - 6月13日20時59分更新