兵庫県尼崎市の快速電車脱線事故で、JR西日本が一部遺族に対し、不通が続く福知山線尼崎-宝塚間の営業運転再開は18日に開く遺族・負傷者への説明会後になるとの見通しを伝えたことが10日、分かった。同社は具体的な再開日は明らかにしていないが、早ければ19日の日曜日にも再開される可能性が出てきた。
 ただ13-16日は、事故原因の特定を進める国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が現地調査を予定。同社も運転士らの習熟のため4日間程度の訓練運行を計画しているほか、遺族の意向も無視できず、さらにずれ込むこともありそうだ。

(共同通信) - 6月10日20時42分更新