C-NEWS が行ったアンケートによると無料メルマガで9割は開封するが
目を通すのは1分以内が75%だそうです。
この結果が意味するのはなんなのでしょうか?
インターネットが普及しメルマガが発行されるようになって久しいですが
現在では実に様々なメルマガが発行されており氾濫し供給過剰な状態
といっても過言ではないでしょうか。
無料であるということは、地上波テレビ同様に広告が入るというのがポイ
ントです。私の見る限り半数以上のメルマガに広告が入り、しかも大量
に、さらにメルマガの内容とは一切関係ない広告が入っていることも多く
もはやメルマガを見ているのか広告を見ているのか分からない状態です。
有益性についても「どちらともいえない」が44.2%と最も多くなっているよう
です。
それでも9割の人が開封しているのはタイトルに興味を持ったからだと思
います。興味を引くタイトルというのはかなり研究されノウハウも蓄積され
ていますのでキャッチコピーは誰でもかんたんに作れます。
そもそもメルマガを購読する動機とは何でしょうか?
最初はユーザーが自ら情報を求めるという、能動的な欲求から購読者に
なるわけですが、後は購読を解除しない限り一方的に配信されてしまうと
いう受け身の状態になってしまうわけです。
最近は懸賞サイトなどに見られる、応募の条件としてメルマガ購読という
のもあります。情報は必要ではないけれど無料ゆえに購読してしまう。
こんな人も多いのではないのでしょうか。
メルマガにおける広告はもはや価値はないのでしょうか。
私はそうは思いません。
メルマガ自体のコンテンツが魅力的であれば効果はあると思います。
どんな媒体もそうですが広告としての価値を高めるにはやはり
媒体としての価値を高める必要があるということですね。
まずコンテンツありきです。