先週に引き続き、また少女監禁事件が発生しましたね。

たかしさんもhttp://takashi-z.ameblo.jp/entry-adcb2f1f75e08ab で言って

おられましたが

コミュニケーションのとり方を知らない上に善悪の区別もつかないんでしょう。


自分がどう育ってきたかを思い返して比べてみると

コミュニケーション(キャッチボール)の数が明らかに少ないような気がします。

弟妹もいましたし、友達とは外で遊ぶことが多かったです。

ケンカもよくしましたけれどその中で善悪や痛み、楽しさなどを学びました。

友達と会話するには直接会うか電話するしか手段はなかった時代です。


今はどうでしょうか?


少子化により、年々兄弟をもつ人が少なくなってきています。

共働きの家庭も増えています。

ゲーム機もあり室内で一人で遊ぶ機会も増えています。


確かにコミュニケーションをとる場と回数は減ってきています。

それでもほとんどの人は学校や会社でコミュニケーションを

重ねることでキャッチボールの仕方を学ぶわけです。


でもごく少数の人間が閉鎖された環境で限られた情報の中で

コミュニケーションやキャッチボールの仕方もわからないまま

社会に出たりするわけです。


そしてこのような事件を起こすのではないでしょうか。


いまや当たり前の携帯メールの存在がコミュニケーションの

取り方を変えています。

通常(リアル)のコミュニケーションが出来る人と出来ない人では

メールでのコミュニケーションの取り方も違います。


コミュニケーションの回数は減ってきているのに

コミュニケーションの場は昔より断然多い時代です。


こういった若者を産まない社会を造らなければならない。

そんな気がします。


少し悲観的な書き方になってしまいましたが

私自身、今の時代は嫌いではないです。

便利な時代が産み出す、副産物。

でもけっして放っておけないです。