昨日、大阪に住む友人から脱線事故で知り合いが亡くなったとの知らせを受けた。
私にとっても知り合いで15年前に一緒に働いていたバイト仲間だった。バイトを辞めてからの
付き合いはなかったが、死亡者に知り合いがいたことですごくショックを受けた。
事故で亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともにJR西日本に激しく憤りを感じる。
なぜ・・・
予防可能な人為的事故ではなかったのか?・・・
事故の真相が明らかになるにつれて管理のずさんさが出てきた。
運転士は人命を預かる責任重大な仕事ではないのか?
過去にミスの多かった運転士をなぜ使う?
運転士としての適正はあったのか?
三菱自動車のリコール隠し事件以来、企業のコンプライアンス(法令遵守)への取り組みが
重要視されるようになってきたが、本当に真剣に取り組んでいるのであろうか?
事故が起きてはじめてことの重大さに気付いているのではないか。
事故が起きてからでは遅いのだ。それはわかっているはずだ。
私の勤務先でも最近、コンプライアンスを重視した行動に取り組んでいるが
会社がいくら声高々に叫んでいても、実際に働いている我々が意識しないとだめなのだ。
会社と働いている我々に温度差があるように感じる。
どんな企業であれ、人の生死にかかわるようなことは最優先で取り組むべきだと思う。
人の命を守ることが会社を守ることになるのだから・・・