敢闘賞おめでとうございます!


<大相撲夏場所>◇千秋楽◇22日◇両国国技館
 夏場所の3賞選考委員会が千秋楽の22日、両国国技館内の記者クラブで開かれた。敢闘賞は2人。中盤8連勝を含む12勝の旭鷲山(大島)と自己最多の11勝を挙げた普天王(出羽海)で、ともに初受賞を果たした。技能賞は朝青龍に次ぐ13勝を挙げた琴光喜(佐渡ケ嶽)が02年初場所以来6度目の受賞。殊勲賞は3場所連続で該当者なしだった。
 普天王がブログ効果でうれしい3賞初受賞だ。敢闘賞は「11勝なら」の条件付きだったが、霜鳥を寄り切ってクリアした。「候補にも挙がらないと思ってた。うれしい」と想定外の受賞を喜んだ。先場所からブログ(インターネット上の日記)を始め、2場所連続勝ち越し。「負けた時は書くのがつらかったけど、たくさんの励ましに勇気付けられた」と感謝していた。

(日刊スポーツ) - 5月23日9時54分更新